Memo

2020年

6月

23日

〈美術の外で、美術する〉

こんばんは。久々のホームページ更新です。

2020年も残り半年・・・早いもので社会人6年目に入っています。

 

私は大学・大学院の6年間、日本画専攻で作品制作や美術教育(美術館や学校教育)に関する活動をしていました。

在学中は初めて会う人に日本画専攻と言うと「絵だけ描いてるの?」「卒業したら何になるの?」と本当に本当によく聞かれましたが、何になったかというと・・・

ちょっとひとことで説明するには難しい状況になっています(笑)

 

そして現在でも「どうしてこの仕事してるの?」と数多く尋ねられます。

たぶんその真意は「(美術(もしくは日本画)とは関係なさそうだけど)どうしてこの仕事してるの?」が多いかなと思います。ここから、美術=仕事がない そういう共通認識が感じ取れます。

もっというと仕事がないというより、美術と聞いたときに出てくるイメージがすごく限られていて、狭いのだと思います。

 

大学院を出てからの丸5年は一瞬で過ぎ去りましたが、仕事とは?作家とは?美術とは?社会とは?頭の中はいつもそうした謎に包まれていました。

そして一見、「美術」とは関係が無さそうだけど本当はすごく「美術」だっていうできごとを、たくさん見て、感じてきました。

 

少しだけ前のことになりますが、日本画家として活躍する友人のSNSに「美術を身近に楽しんでもらいたい」といったことが書いてありました。友人は、作品制作だけでなく、作品をグッズや洋服として素敵にデザインして販売するなど、精力的に活動しています。

 

衝撃でした。

 

なんと、私も在学中から同じことを考えていたのです。同じことを考えていたのに、どういうわけか、こんなに選ぶ道や人生が違ってくるんだと、心底面白いなと思いました。

 

今に至るまで私が何を目指して生きてきたのかを、整理したら見えてくるものがあるかもしれません。

不慣れながらもここに少しずつ綴ってみたいと思います。

 

2015年

1月

04日

2015
















 











新年あけましておめでとうございます

昨年はありがとうございました。
2月のドローイング公募展にはじまり、12月のギャラリー閉廊企画展まで、
1年で7つの展覧会に関わりました。
おかげさまで学生生活最後の1年、本当に実りのある日々でした。
あたたかく見守って下さいました事に感謝致します。
春には、修了制作展が開催されます。
今年は学生を終え、制作活動がどのようになるか分かりませんが、
作品を通して豊かな時を共有できるように励んでまいります。

幸多き1年となりますように○

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2014年

2月

15日

うっかり

2014年に入り、2ヶ月とちょっと。

もうあと10日程で2月も終わってしまいそうです。

年末年始は、春先の展示準備やアルバイト、熱の風邪でばたばたとしており、
うっかり、ホームページでの新年のごあいさつも忘れてしまっておりました。

 

ノンビリ調子ではありますが、今年も少しずつ作品の更新や展示のお知らせなどをしていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。

 

ここのところは寒い毎日が続き、稀に見る大雪です。
みなさまあたたかくして、お過ごし下さい。

 

 

 

2013年

1月

20日

制作の果て

 

昨年の夏以降、ずっと描いてきた卒業制作。

きのうは、その制作期間が最終日を迎えました。

 

私にとっては、大学4年間で一番、たくさんのことを教えてくれた作品であったように思います。

制作の中で、作品として人に発信することの難しさ、自身の技術力や表現力の乏しさがじんわりと、とても深く実感されていきました。

制作の姿勢や作品のこと、自身の力量まで知れてきて、

150号恐るべき!といった感じです・・・。^^;

 

 

富士や面構といった作品で知られる日本画家の片岡球子は、

院展(日本美術院の公募展)で初入選後、次の入選まで7年間落ち続けています。おまけに出した作品はゲテモノ呼ばわり。

 

すごいのはきっと、落ち続けても出し続ける屈強な精神力でなく、

どんなに落ちても、まだそこへ出品する意義を持っていたであろうことと、

まだ描き続けていくという何か強いこだわり、熱を絵に対して持っていたことなんだと思います。

 

ここだけは!という強い何か。

それを持って生きることは、それが絵であろうとなんであろうと憧れます。

自分の現状を感じ始めた今、私にも強い何かが見えそうな気がしています。

この先、それを持って精進していきたいものだなぁ、なんて思います。

 

 

卒業制作展は、六本木の国立新美術館で開催されます。

また会期に近づきましたら、改めてお知らせいたします。

 

2013年

1月

04日

2013年

あけましておめでとうございます

 

昨年は新しい出会いとともに、これまでの出会いにも支えられ、

迷いながらもたくさんのことを吸収できた1年でした。

まだまだ模索中ですが、今の自分にとって目指すべき

1つの出口を、見つけるきっかけをいただきました。

今年も、今あるつながりを大切に

目指すべきところへ向かって精進していきたいと思います。

 

皆様のご多幸ご健康を、心よりお祈り申し上げます。

明るい1年となりますように...

 


2012年

10月

01日

ピンクリボン女子美アート作品展

こんばんは!

秋の夜長、いかがお過ごしですか?(朝かもしれませんが・・・)

 

久々のMemo、すこし展示のこぼれ話です。

実は(?)9月末から、「ピンクリボン女子美アート作品展」が

開催中です。

 

女子美術大学とコニカミノルタが協同で企画したこの展示。

油絵、日本画、立体だけでなく、デザインやファッション、

芸術学(美術史や芸術理論)という幅広い分野の学生が、

同じ大きさのパネルに作品を制作しました。

 

テーマは、「イキル・カラダ・ココロ〜私たちが結ぶピンクリボン〜」、ピンクリボン運動への思いを作品にしています。

 

公募制でしたが、出品したい思いがあったので取りかかりました。

 

 

ですが、テーマが、なんとも、取っ付きづらいのです。(笑)

 

 

 そもそも、私自身乳がん検診をしたことがなく、

ピンクリボン運動についてもよく分かっていなかったため、

啓蒙運動へつなげる作品制作につっかかってしまいました。

 

 うーんうーんとギリギリまで悩みつつ、

運動のこと、病気のことを考える中、私の中でコンセプトが、

女性が、「わたしらしく生きる」ことにつながりました。

 

母として、男性を意識して、の女性ではなく、わたしとしての女性。

いくつになっても、心を保つために自身を飾っていたい。

女性ならではの病気である乳がんも、

わたしらしく生きるために、考えていきたい。

 

 

わたしらしく生きる、女性のもつしなやかな強さ、軽やかさを、

イメージして制作しました。

 

タイトルは「青の首飾り」。

 

下の作品画像は、しめきり直前!ばりばり制作途中の作品です^.^;

 

 

会場には作品以外にも触診体験コーナーや、マンモグラフィ画像の展示

などが用意されており、乳がん検診を知るきっかけとなる展示です。

 

今日、10月1日は「乳がん検診の日」。

ご興味ありましたら、のぞいてみてください〜

「ピンクリボン女子美アート作品展」
○会期:9/28(fri)~10/9(tue) 10:30-19:00 入場無料
○場所:コニカミノルタプラザ(フルーツの新宿高野4F)
    JR新宿東口、地下鉄丸ノ内線「新宿駅」A7出口より徒歩1分

〜詳細はNewsにも〜

 

 

2012年

7月

15日

いよいよやってきます

毎日、蒸し暑い日が続きますね。

日に日に感じられる夏の匂いに、心がときめきます・・・。

 

今日は、これからの夏本番にむけて、ちょっぴり涼しげなお知らせです。

 

7月、8月に丹沢で 自由研究にぴったりなツアーがあります。

「水源の森〜最初の一滴を訪ねよう〜」ツアーです!

 

水道から出る水は、どこから来ているのか、森の中まで登山し、最初の一滴を訪ねに行きます。

参加費用はかかりますが、自由研究にお困りでしたらぜひ〜^^

もちろん、大人の方お一人でもご参加できます。

そして実は、ツアーのチラシをつくらせて頂いたのでした(こそっ

詳細チラシは、HPからPDFでダウンロードできます。

 

このツアーのほかにも、シャワークライミング(沢ツアー)などありますので、よかったらHPもチェックしてみてください。

○丹沢自然学校のHP

http://www.tes21.org

 

それでは、熱中症など気をつけてお過ごし下さい。

 

2012.7.15

2012年

3月

02日

日本画系女子展

こんばんは!

 

2月22日〜28日までのグループ展「日本画系女子展」が終了し、

大雪の29日に無事搬出を済ませました。

 

 

7日間という展示期間中、約200人程の方々にお越し頂いたようです。

 

お越し頂くには、少々不便なところに位置するギャラリーではありましたが、展示をご覧頂きどうもありがとうございました!

 

期間中たくさんの方とお会いし、アドバイスや感想を受けて、

いくつかの課題を見つけることができました。

 

 

また展示としては、個々の制作した作品だけでなく、

展示を始める発端や、ギャラリー決めに始まり、

作品の見せ方、会場のつくり方、宣伝の仕方まで、

展示に関わるすべてが、良くも悪くも  日本画  女子  大学3年生という私たち6人の「今」がかたちになったと考えています。

 

見に来て下さった方々が想像していた「日本画系女子」と、ギャラリーに存在していた「日本画系女子」の実態にはどんな違いがあったのだろう  と頂いた感想などから思いを巡らせているところです。

 

 

「日本画系女子」はずっとこのままなのか、変わっていくものなのか 

参加した私自身にも分かりませんが、ちょっぴり気になります。^.^

 

 

 

.....うーむ、やっぱり日々精進!!

 

 

 

天候がなかなか優れませんが、

みなさんお風邪などに気をつけてください。

 

2012.03.02

 

2012年

1月

02日

2012年

 

明るい1年となりますよう、お祈り申し上げます。

 

 

昨年は 新しい出会いだけでなく、

今ある繋がりが、さらに深まった1年でした。

身の回りにあるものたちを、再発見できると嬉しいです^^

 

皆様にとって健康で、幸多き年となりますように。

今年も、どうぞよろしくお願い致します。

 

2012.01.02

 

 

 

2011年

8月

14日

一生懸命

いよいよ夏本番!といったような暑さですが、

みなさまはお盆休み、いかがお過ごしでしょうか...

 

あまりの暑さに、「お日様も ちょっとはお休みよ、」

と言いたくなってしまいます。

 

 

だけども、お日様は毎日休まない。

 

 

蝉さんも、夏の間は朝も夜も、ずうっと鳴いて、休まない。

 

 

永い永い命と、ごくごく短い命。

見えないこの先まで、ずっと永く続いていくことも、一瞬で力を振り絞り、果てていくことも、ものすごいな、と思います。

 

一生懸命ってなんだろう、命を懸けるって...

 

 

そんなことを考えながら、短い夏休みの間にやらねばならない課題や、予定、この先の進路のことなどに追われています。(笑)

 

 

ひえーっ!がんばろう!

 

 

 

 

 

 

 

2011年

7月

15日

じりじり

7月に入り暑い日が続くので、

自転車通学が厳しくなってきました...

 

「じりじり」という照りつけるような暑さを表す日本語ですが、

ローマ字表記にしてみると、なんと、   

 

             「jirijiri」

 

......人がいっぱい。


満員電車でぎゅうぎゅうで、熱気むんむん。

(のように私は見えます。笑)(iやjさんが人ぽい気が)

 

「じりじり」はローマ字でも暑そうだなあと。。。^○^

さ!早いとこ自転車通学用に麦わら帽を買わないと!

 

 

 

画像は、今工芸の授業で制作中のもの。

これも何だか、見えませんか、人の顔に。。。

 

 

 

 

2011年

5月

21日

はじめまして

 

 今まで、携帯向けの作品ホームページをゆらりと更新していたのですが、

初めて、パソコンのホームページを開設しました。

 

作品を通して、様々な方とつながることが、この場でもっと できればいいなと思っています。

 

 

まだまだ準備中という感じですが

よろしくお願いします。